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2冊目を読み終わるのに大分時間がかかってしまった。

世界史の次は、日本史。

詳説 日本史研究 山川出版社

改定版 詳説 日本史研究 
山川出版社


先の世界史と同じく、社会人でありながら、国際人でありながら、自分の歴史に対する見識があまりに浅いことを痛感したことが購入のきっかけ(日本語を勉強しているここの国の学生が自分より日本史や日本文学について詳しいことに、驚嘆すると同時にとても恥ずかしい気持ちになった)。

高校の教科書を思い出す構成で、1冊で古代から現代までの一通りの流れを理解することができ、辞書的にも使えるため助かった。ちょうどその学生が貸してくれたテレビドラマ「信長協奏曲」を見ながら、ちらちらとこの本を読み直し、歴史上の事実とテレビドラマ上の設定を比べることでより鑑賞を楽しむこともできた(「信長協奏曲」自体は個人的には駄作だと思ったけど)。

またこの国に最初に到着した日本人とされている支倉常長(はせくらつねなが)に関しても記述があり、こうして現実世界とつなぎ合わせることで見識を深めることができた。

感想
*日本の歴史の長さ
今住んでいる中南米や、というかアメリカ合衆国も、有史とされているのは1492年以来。それ以前のことでわかっているのは非常に断片的な知識だけで、つまり、彼らの歴史の授業は実質500年そこそこしか存在しないのである。

かたや日本は、2万年も前の記録を、世界の気候の変化、発見されている動物や植物の化石の特徴、火山灰や地層などの情報から推測・解明している。「放射性炭素14Cによる年代測定によれば、日本列島における土器の出現は、今から約1万3000年前にさかのぼる」とのこと(1万6000年前とする説も)。この時代(縄文時代)は遺跡の発掘のみで、個人的な人名や歴史的事実は知られていないが、その次の弥生時代(紀元前5~紀元3世紀)の時点で、内乱が頻発していたこと、そのため女王卑弥呼をたてたこと、それにより内乱が収まったこと、また卑弥呼は夫がおらず弟が政務をとったこと、などが解明されている。

(これらが解明されているのは、中国が日本の情勢を記した書によるもの→中国大陸の歴史の長さは日本を遥かに凌ぐ。)
(日本は先進国だからこそ、最先端の研究ができ、細かい検証・課程が可能なのかもしれない。)

その時代から、中国、朝鮮半島との長きに渡る歴史、仏教、儒教(のちにキリスト教)の伝播、政治や法律などの体制の確立、農業、工業、商業の発達、文学や文化などの発展…が緻密に記録されている。



世界史と同じく、時をおいてもう一度読み直してみたい。



----以下は自分用メモ----


蒙古襲来(1281年)を(神風で?)切り抜け、国内の統一を目指す動きは続き、戦国時代に突入したところで、世界に大きな動き

アメリカ大陸の”発見”(1492年)
世界一周の成功(1522年)
ヨーロッパ人&火縄銃の日本到着(1543年)
キリスト教の伝播(1549年)

(この背景には、地中海・中東・アフリカにかけてイスラム教が勢力を伸ばしていたため、ヨーロッパ諸国=キリスト教は勢力の拡大をもとめて外の世界を積極的に探していたという事情もある。)

そうして外の世界の物事を取り入れたり拒絶したりしながら豊臣秀吉が全国を統一(1591年)したのち、
外の世界の物事の入り込みすぎを警戒し鎖国がスタート(1639年)。

鎖国状態で一定の平和と発展を送った中、またも世界で大きな転換期。


アメリカ独立宣言(1776年)
フランス革命(1789年)
産業革命

欧米諸国で近代市民社会の発展が進み、産業も発展し、世界的な植民地争奪戦が始まり、アジアへもその関心は広がっていった。

結果、ペリー来航(1853年)により、200年近くに及ぶ鎖国がストップ。
しかし、長州・薩摩を中心とする尊皇攘夷(=天皇を尊び外国人を討つべし)を唱える反幕府側勢力が、外からのプレッシャーに負けてホイホイと鎖国を解除してしまう徳川幕府の転覆を目指し、戦争を開始=戊辰戦争(1868年)。第15代将軍徳川慶喜は、戦うことなく降伏し、ここにて200年以上続いた江戸幕府は終了、明治時代が始まった。

明治政府は欧米諸国に植民地化されずに肩を並べて張り合っていける強い国をめざし、「富国強兵」をスローガンに発展を目指す→日清戦争(1894年)、日露戦争(1904年)。二つの戦争の”勝利”によりアジアの強国としての地位を確立し、第一次世界大戦(1914年)の混乱に便乗してアジア諸国を占領、続いて日中戦争(1937年)を開始。日本の助長を警戒した米英は何度も警告・交渉するも、日本は応じず、第二次世界大戦(1939年)へ。

原爆で完膚なきまでに叩きのめされて、武力を放棄し(させられ)、経済発展のために勤勉に働きはじめ、世界有数の工業国に上り詰める。

ただし、近年の国際社会では、武力の放棄=国際紛争への不介入が評価されないこともあり、憲法9条の真価が問われている。

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